循環器内科

循環器とは、血液が循環する器官（心臓、血管 など）で起きる症状や病気を中心に診療する診療科です。

• 一般的な循環器診療に加えて、当院では以下の循環器診療に積極的に取り組みます。
  院長は静岡県立こども病院で長年勤務し、先天性心疾患の複雑な手術術式や血行動態の知識が豊富であることに加え、静岡県立総合病院での勤務歴もあり、成人先天性心疾患患者の様々な問題点に精通するとともに、大動脈解離・冠動脈バイパス手術・心臓弁手術など数多くの心臓手術の術後管理を経験しております。
  これら心臓疾患の手術、術後急性期管理、傷の処置、合併症の治療に長く携わった経験をもとに、内科と外科、先天性心疾患と成人先天性心疾患という隔たりのない循環器診療に取り組みます。また、自宅で過ごすことを選択された心不全の患者さま(高齢になった成人先天性心疾患患者さま含む)の医療サポートを行います。
  ① 心臓手術後の患者のフォローや手術創部のケア
  ② 成人先天性心疾患の患者のプライマリケア・医療サポート
  ③ 往診・在宅診療を含む、心不全の患者の医療サポート
  
• 一般的には、循環器症状がみられるとされる患者さまは、動悸、息切れ、胸の痛み、呼吸困難、体のむくみ、めまいなどの症状を訴えて受診される患者さまが多いです。
  診察の結果、何らかの循環器疾患が疑われ、検査が必要となれば、血液検査、単純X線撮影（レントゲン）、心電図検査（12誘導心電図）をしていきます。さらに医師が必要と判断すれば、心臓超音波検査（心エコー）を行うなどして診断をつけていきます。ただし、循環器疾患に関しては、専門的な高度医療機器を用いた検査も多く、そういった検査が必要な場合は連携している循環器内科、心臓血管外科を有する高度医療機関をご紹介いたします。